佛教大学ロサンゼルス校
(BUKKYO UNIVERSITY LOS ANGELES EXTENSION) |
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佛教大学ロサンゼルス校は、1992年6月にロスのダウンタウンに隣接するリトル・トウキョウに開設され、佛教大学のアメリカ大陸における教育・研究拠点として活動を展開してきました。 学生に人気のある春・夏ロス集中講座(各3週間:通学生対象)は2007年春現在で27回目を数え650名強の学生が参加しました。ロス校独自の講師陣とテキストを使用して内容の濃い研修が楽しく進められています。「国際化とアイデンティティーの確立」これがロス校集中講座のテーマです。国際化とは、異なる文化と価値を受け入れ幅広い教養と人間性を身に付けることであり、アイデンティティーの確立とは、そうしたプロセスの中で自己の本質を探り、新しい人間像と創造性を生み出すことです。前者と後者は相反する性格のものですが、前者なしに後者はあり得ず、相互関係の中で両者は成立すると考えます。 さらに、年1回発刊の英文学術教養誌「Light of Wisdom」(知恵光)では、仏教の思想・文化・美術の紹介を目的として、全米の大学・研究者・宗教機関そして一般市民に配布され、今夏(2007年現在)には第14号の発刊が予定されており、アメリカ一般市民への知的貢献をも含めた幅広い教学活動を展開しています。
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BULA集中講座について |
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21世紀に入り、世界ではテロ事件をはじめ民族、人権、食料、軍事そして環境問題など、国境を越えた様々な国際的問題が頻発し私たちの住む地球の破壊までが心配される様相を呈しています。こうした時代においては、世界のあらゆる問題に対処できる国際的視野をもった人間像の形成が急務となります。国際性を身に付けるとは、異質な価値観をもった人々の考えを正しく理解し、自己を客観的に見つめ、アイデンティティーを確立し、お互いに尊敬し手を取り合って協力して生きていくことです。ご承知の通り、アメリカは世界各国からの移民によって構成された複合文化社会です。あらゆる人種、言語、価値観が存在しまさに世界の縮図。世界をリードする思想とは、単に軍事力、政治力、経済力の優位性によってもたらされるのではなく、こうした底辺の広いあらゆる価値観を含蓄した複合文化社会から生み出されて来るものです。アメリカで学ぶ最大のメリットがここにあります。毎年10万人を数える日本人がアメリカに留学する理由は単なる英語学習だけではなく、この国際性の習得にあるようです。 佛教大学ロサンゼルス校で実施される春夏集中講座は、単なる語学研修ではありません。「国際性とアイデンティティーの確立」を目的とした国際的教養を身に付けることです。具体的には、実用的コミュニカティブ英語の習得に加え、異文化理解の講義と実践、ホームスティ、社会福祉施設訪問、さらに名門ペパーダイン大学でのアメリカ大学体験学習などを実施します。また大リーグ野球観戦、ミュージカル鑑賞、NBAプロバスケットボール観戦などがオプショナルとして用意され、最後はヨーロッパの洗練された雰囲気を持つサンフランシスコを訪問して、研修プログラムを終了します。帰国後は家族に対する考えも変化します。研修仲間との友情の絆は卒業後も長く続いているようです。今日までに約650名の学生諸君が参加され、その中から数多くの学生が留学もしています。
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佛教大学
ロサンゼルス校 主幹 後根 定璽
(あとね じょうじ) |
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